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宇都宮女子(普通)
偏差値 | 66( 5つ星評価 ) |
5教科合計概算(250点満点) | 185点 ※平均125点 標準偏差15として計算 |
偏差値順位 | 全国 196位/7791校( 学科単位 ) 関東地方 64位/1967校( 学科単位 ) 栃木県 1位/135校( 学科単位 ) |
公立/私立 | 公立 |
男女 | 女子 |
※記載の値はサイト独自に算出したデータであり、
ひとつの目安として参考程度にとどめてください。
【学校掲示板】
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【栃木県立宇都宮女子高等学校】 | |
栃木県立宇都宮女子高等学校(とちぎけんりつうつのみやじょしこうとうがっこう, Tochigi Prefectural Utsunomiya Joshi High School)は、栃木県宇都宮市操町にある高等学校。略称は「宇女高(うじょこう)」。 | |
概要 |
◇ 歴史
: 1875年(明治8年)に「栃木女学校」として創立。公立女子高としては日本で最古の歴史をもつ。女子中学校、中学校女子部、高等女学校を経て、1948年(昭和23年)に女子高等学校となり、現在に至る。2015年(平成27年)に創立140周年を迎えた。
◇ 校訓 ・ 強健実践 ・ 自主創造 ・ 温雅清純 ・ 至誠敬愛 ・ 報恩奉仕 ◇ 制服 : 制定されていない。 ◇ 六校会 : 県立高校6校の生徒会役員が集まり、生徒会の意義や活動等について懇談する会。5校(宇都宮、宇都宮女子、栃木、栃木女子、佐野)は固定メンバーとして毎回参加し、残り1校をゲストとして招く。 ◇通学者 :宇都宮市出身者が大半を占めているが、鹿沼市や壬生町、下野市、上三川町、芳賀町、高根沢町、さくら市といった近隣の市町村からの通学者も多い。また、矢板市や塩谷町、那須塩原市、那須烏山市、日光市といった遠方からの通学者もいる。 :かつては学区制度があり、宇都宮市・壬生町・下野市・上三川町・芳賀町・高根沢町・さくら市の3市4町以外の市町村の出身者は定員の25%までしか認められなかった。学区制度は2014年度入試(2015年度入学生)より廃止された。 |
沿革 |
■ 高等女学校時代 ・1875年(明治8年)10月 - 下都賀郡栃木町(現・栃木市薗部町)に「栃木女学校」として創設。初代校長は手塚信敬。 ・1877年(明治10年)2月 - 「栃木模範女学校」と改称。 ・1879年(明治12年)7月 - 「栃木県第一女子中学校」と改称。 ・1881年(明治14年)5月 - 中学校(男子校、栃木県立宇都宮高等学校の前身)に統合され、「栃木県第一中学校女学部」となる。 ・1885年(明治18年)4月 - 栃木県庁の宇都宮移転に伴い、塙田町(県庁前)に移転。 ・1886年(明治19年)9月 - 「栃木県尋常中学校女学部」と改称。 ・1893年(明治26年) ・4月 - 栃木県尋常中学校から分離し、「栃木県高等女学校」と改称。 ・6月 - 裁縫専修科を設置。 ・7月 - 河内郡姿川村鶴田(現・宇都宮高等学校敷地内)に移転。 ・1895年(明治28年)4月 - 塙田町の旧校舎に復帰。 ・1896年(明治29年)10月 - 同窓会を発会。 ・1899年(明治32年)4月 - 専任校長が決定し、小堀源が就任。 ・1900年(明治33年)3月 - 服装規定を設け、全校生袴着用に統一。 ・1901年(明治34年)5月 - 「栃木県立宇都宮高等女学校」と改称。 ・1902年(明治35年) ・8月 - 寄宿舎を西大寛町の新設校舎に移転 ・9月 - 定員を本科400名、補習科60名、技芸専修科60名、計520名とする。補習科・技芸専修科は本科修了後の課程。 ・1903年(明治36年) ・4月 - 西大寛町(現在地)に移転。 ・5月 - 校友会(生徒会)が発足。 ・6月 - 校歌(旧校歌)を制定 ・9月 - 生徒服装規準を決定し、木綿長袖、海老茶袴、短靴とする。 ・11月 -徽章(胸章)を制定。 ・1905年(明治38年)3月 - 新校舎が全館完成。 ・1910年(明治43年)12月 - 技芸専修科を廃止。 ・1911年(明治44年) ・2月 - 実科を設置。 ・4月 - 校章(徽章)を改定。校訓を制定。 ・1915年(大正4年) ・9月 - 服装を木綿長袖から元禄袖に改正。 ・10月 - 創立40周年を記念し、操橋(みさおばし)が開通。 ・1918年(大正7年)3月 - 実科を廃止。 ・1921年(大正10年) ・3月 - 補習科を廃止。 ・4月 - 校歌を改定(現校歌)。 ・1922年(大正11年)2月 - 生徒定員を1000名とする。 ・1925年(大正14年)2月 - 標準校服を洋服(背広型)とする。 ・1928年(昭和3年) ・4月 - 同窓会家事専攻部を設置。 ・8月 - 創立50周年記念館が完成。 ・1931年(昭和6年)4月1日 - 宇都宮市内に高等女学校が新設されたことにより、「栃木県宇都宮第一高等女学校」と改称。 ・1932年(昭和7年)4月 - 服装をセーラー型に改定。校章(胸章)を改定。 ・1935年(昭和10年)10月 - 生徒保護者会が発足。 ・1936年(昭和11年)4月 - 同窓会経営の専攻科を県立に移管し、修業年限を2年とする。創立60周年を記念し体育館が完成。 ・1939年(昭和14年)2月 - 修業年限を5年とする。 ・1941年(昭和16年) ・4月 - 校友会を改組し、報国団とする。文部省により女子中等学校生徒の服装(ヘチマ衿バンド付)が制定される。 ・6月 - 生徒勤労動員が開始。 ・1942年(昭和17年)9月 - 寄宿舎内で熱病(パラチフス熱)が蔓延。15日までに231人が症状を訴えた。 ・1943年(昭和18年) ・この年 - 女子中等学校制服が(上)和服型・(下)モンペに改定される。 ・4月 - 中等学校令の施行により、修業年限が4年に短縮される。 ・1944年(昭和19年) ・8月 - みさお保育園を開設し、勤労者の子弟教育を開始。陸軍省4年生に戦時看護訓練を実施。 ・9月 - 生徒通年動員が開始。 ・1945年(昭和20年) ・3月 - 専攻科を廃止。 ・4月 - みさお保育園を廃止。 ・9月 - 戦時通達による附設課程を廃止。 ・11月 - 報国団を解散し、生徒自治会が発足。校友会が再び発足。 ・1946年(昭和21年)3月 - 修業年限が5年に復帰。 ・1947年(昭和22年) ・2月 - 校友会が解散し、生徒会が発足。 ・4月1日 - 学制改革(六・三制の実施、新制中学校の発足) ・高等女学校の募集を停止。 ・新制中学校を併設し(名称:栃木県宇都宮第一高等女学校併設中学校、以下・併設中学校)、高等女学校1・2年修了者を新制高校2・3年生として収容。 ・併設中学校はあくまで経過措置として暫定的に設置されたもので、新たに生徒募集は行われず、在校生が2・3年生のみ(1年不在)の中学校であった。 ・高等女学校3・4年修了者はそのまま高等女学校4・5年生として在籍(4年で卒業することもできた)。 ・文部省の補助を受け、附設幼稚園を開設。 ■ 新制女子高等学校 ・1948年(昭和23年) ・4月1日 - 学制改革(六・三・三制の実施、新制高等学校の発足) ・高等女学校が廃止され、新制高等学校「宇都宮女子高等学校」が発足。 ・高等女学校卒業生(希望者)を新制高校3年生として、高等女学校4年修了者を新制高校2年生として編入。 ・併設中学校卒業生を新制高校1年生として収容。 ・併設中学校は継承され(名称:宇都宮女子高等学校併設中学校)、在校生が1946年(昭和21年)に高等女学校へ最後に入学した3年生のみとなる。 ・10月 - 保護者会を解散し、PTAを発足。 ・1949年(昭和24年) ・3月31日 - 最後の卒業生を送り出し、併設中学校を廃止。併設中学校卒業生は高校1年生となる。 ・4月 - 宇都宮市立宇都宮高等学校(旧・市立宇都宮高等女学校)を統合。 ・9月 - 校章(白百合バッジ)を制定。 ・1951年(昭和26年) ・1月 - 図書館が完成。 ・4月 - 「栃木県立宇都宮女子高等学校」(現校名)と改称。 ・1954年(昭和29年)4月 - 家庭科1クラス50名の募集を開始。 ・1964年(昭和39年) ・4月 - 家庭科の募集を停止。 ・11月 - 正門が完成。校舎増改築工事が完成。 ・1965年(昭和40年)1月 - 附属みさお幼稚園を設置。 ・1968年(昭和43年)12月 - 明鏡寮・プールが完成。 ・1975年(昭和50年)10月 - 創立100周年記念式典を挙行。 ・1977年(昭和52年)7月 - 講堂・記念館を解体。 ・1978年(昭和53年)7月 - 体育館兼講堂が完成。 ・1979年(昭和54年)10月 - 体育館兼講堂の付属庭園が完成。 ・1989年(平成元年)5月 - 旧図書館を解体。 ・1990年(平成2年) ・1月 - 新図書館が完成。 ・7月 - 新プールが完成。 ・1995年(平成7年)3月 - 第2体育館が完成。 ・2002年(平成14年)4月 - 2学期制を導入。 ・2003年(平成15年)3月31日 - みさお幼稚園を閉園。 ・2004年(平成16年)12月 - 校内LANを整備。 ・2007年(平成19年)4月 - 普通教室に冷房を設置。 ・2008年(平成20年)4月 - 文部科学省により、スーパーサイエンスハイスクール (SSH) に指定される。 |
アクセス |
・ 東武宇都宮駅より徒歩約15分。
・ JR宇都宮駅から関東自動車(関東バス) ・ JR宇都宮駅 - 東武駅前 - 六道 - 鶴田駅 ・ JR宇都宮駅 - 東武駅前 - 六道 - 西川田東 ・ JR宇都宮駅 - 東武駅前 - 六道 - 運転免許センター - 楡木車庫 の各路線で「宇女高前」下車 |
著名な出身者 |
・ 上野通子 - 参議院議員、元文部科学副大臣
・ 真瀬宏子 - 栃木県野木町長、洋画家 ・ 松本尚子 - 法制史学者、上智大学法学部教授 ・ 岡部みどり - 国際関係論研究者、上智大学法学部教授 ・ 細田満和子 - 社会学者 ・ 井村君江 - 英国・ケルト文学・ファンタジー研究家 ・ 安藤梢 - 女子サッカー選手 ・ 笠井香織 - 元女子サッカー選手 ・ 羽石架苗 - 女子サッカー選手 ・ 石井みどり - 現代舞踊家 ・ 礒野佑子 - NHKアナウンサー ・ 橋本奈都江 - アナウンサー ・ 近内仁子 - 女優(劇団青い鳥) ・ 高野悦子 - 「二十歳の原点」シリーズの作者 ・ 潮はるか - 元宝塚歌劇団月組娘役 ・ 岩瀬晶子(藤本ケイ) - 女優・脚本家・バイリンガルアナウンサー ・ 渡辺江里子 - 阿佐ヶ谷姉妹姉担当(附属みさお幼稚園と宇都宮女子高の両方を卒業 ・ 大島里美 - 脚本家 ・山脇唯 - 女優 ・山本楓 - 音楽家、オーボエ奏者 ・田沼敦子 - 歯科医師 |
「栃木県立宇都宮女子高等学校」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2024年10月15日5時(日本時間)現在での最新版を取得。