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日川(単位制)
偏差値 | 51( 3つ星評価 ) |
5教科合計概算(250点満点) | 128.75点 ※平均125点 標準偏差15として計算 |
偏差値順位 | 全国 2354位/7791校( 学科単位 ) 中部地方 415位/1314校( 学科単位 ) 山梨県 16位/71校( 学科単位 ) |
公立/私立 | 公立 |
男女 | 共学 |
※記載の値はサイト独自に算出したデータであり、
ひとつの目安として参考程度にとどめてください。
【学校掲示板】
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【山梨県立日川高等学校】 | |
山梨県立日川高等学校(やまなしけんりつ ひかわこうとうがっこう)は、山梨県山梨市に所在する公立の高等学校。普通科(単位制)が設置されている。 | |
概要 | 教育方針は「質実剛毅」である。初代校長中川太郎が札幌農学校時代の教師であるクラーク博士から学んだ「To Cultivate Your Own Mind」の精神のもと、 文武両道を教育方針とする。1999年度より、単位制を採用している。文化祭は「紫風祭」という。 創立123年(2024年現在)の伝統校であり、卒業生が三万人以上おり数多くの著名人を輩出している。 また、2012年度より文部科学省のSSH指定校となっている。 |
沿革 |
・ 1901年4月1日 - 「山梨県第二中学校」として開校。
・ 1901年4月22日 - 開校式を山梨県会議事堂において挙行(創立記念日)、「山梨県立第二中学校」と改称。 ・ 1902年11月17日 - 旧東山梨郡日川村一町田中(現山梨市一町田中)1062番地に校舎を新築移転。 ・ 1906年4月22日 - 「山梨県立日川中学校」に改称。 ・ 1916年4月22日 - 校歌制定。(「天地の正気」作詞:大須賀乙字、作曲:岡野貞一) ・ 1948年4月1日 - 学制改革に伴い、「山梨県立日川高等学校」と改称。 ・ 1950年4月1日 - 男女共学制を実施。 ・ 1978年4月1日 - 体育科を設置。 ・ 1989年4月1日 - 東山梨学区総合選抜学力検査実施に伴う新入生入学。 ・ 1991年4月20日 - 創立90周年記念式典挙行。 ・ 1997年4月1日 - 普通科に理数コース設置。 ・ 1999年4月 - 体育科新規募集を停止し、この年の入学生から全日制普通科単位制高校に改編。 ・ 2001年4月22日 - 創立100周年記念式典挙行。 ・ 2007年4月1日 - 全県一学区制導入。 ・ 2011年4月23日 - 創立110周年記念式典挙行。 ・ 2012年4月1日 - 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受ける。 ・ 2017年4月1日 - 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の第二期指定を受ける。 |
特色 |
・ 毎週月曜日は原則部活動を禁止とし、放課後1時間の自習時間を設けている。
・ 毎週土曜日の午前中にも自習の時間を設けている。その際にわからない問題などは、担当の教員やOB・OGの大学生ボランティアに質問することが可能。 ・ 山梨県の高校では数を減らしている学生食堂が営業しており、良心的な価格で提供される。 |
学校行事 | 伝統的な行事が時代の波に飲み込まれていく中で、今日に引き継がれている。主な例としては、4月に新入生オリエンテーション(応援練習)や9月末の強歩大会がある。前者は、日川高生としての自覚を持つために放課後体育館で行われ、応援の型を覚え、3月中に校歌や応援歌など計6曲収録さた冊子とCDで覚え、それを大声で歌う練習を、応援団と応援委員会のもとで行われる。後者は、国道411号に沿って男子と女子でゴールは同じだが距離が異なり、男子は夜に校庭を出発し、東京都の奥多摩湖までの約60km、女子は男子が出発した翌日朝に柳沢峠から奥多摩湖までの約33kmで実施する。コース内には検印所があり、制限時間までに通過しないと失格となる。 |
設備 |
日川高校の主な設備は以下の通りである。
・ 校舎 - 2004年竣工 ・ 校庭 ・ 第二グラウンド - 野球部専用 ・ 体育館 - 一階に卓球場、ウエイトリフティング場、体操場、二階はバスケットゴール、ステージ等を備える ・ トレーニングセンター - いわゆる第二体育館 ・ トレーニングホール - 剣道場、吹奏楽練習場を備える ・ トレーニング場 ・ 相撲場 ・ 格技場 ・ 弓道場 ・ 屋外プール ・ テニスコート ・ 同窓会館 - 学生食堂、茶室、会議室を備える |
国際交流 | イギリスのKatharine Lady Berkeley’s Schoolと1997年度より交流を始め、1998年度に姉妹校提携し、10月にはイギリスから留学生が来日、3月には日川高校から留学生を派遣し、それぞれ約2週間の短期留学となっている。 |
教育設備 | SSH指定校の文科省の補助金や同窓会の寄付などにより、恵まれた設備が整っている。普通教室には55インチ大型液晶テレビが配置され、日常の授業で使われる他、SSHの活動ではiPadやノートパソコンを使用した学習が行われる。また、2017年度より30席程度の自習室が各年次の階に設置された。 他に、ベネッセが運営する教育支援アプリケーション「Classi」を利用し、Web上で課題や学習時間の報告が行う。また、授業でも使用することがある。 |
部活動 |
体育局では、ラグビー、野球、バスケット、バレーボール、ウェイトリフティング、ハンドボール、体操が全国レベルである。ラグビー部は花園へ県代表として50回出場、うち8回においてベスト4に進出している。野球部は選抜高等学校野球大会に1回、全国高等学校野球選手権大会に5回出場。ウェイトリフティング部は2014年南関東総体(インターハイ)は地元山梨市民総合体育館で行われ、団体総合優勝した。
文化局では、吹奏楽部が関東地区のコンクールなどの常連である。
現在活動を行っている部(2018年4月1日現在)
◇ 体育局 ・ ラグビー部 ・ ウェイトリフティング部 ・ 体操部 ・ 陸上部 ・ バスケットボール部(男子/女子) ・ サッカー部 ・ バレーボール部(男子/女子) ・ ソフトテニス部(男子/女子) ・ 卓球部(男子/女子) ・ ハンドボール部(男子/女子) ・ ソフトボール部(男子/女子) ・ 野球部 ・ バドミントン部(男子/女子) ・ 柔道(相撲)部 ・ 剣道部 ・ 弓道部 ・ 空手道部 ・ 山岳部 ・ 自転車部 - 2017年度個人活動として存在 ◇ 文化局 ・ 吹奏楽部 ・ 音楽部 ・ 映画・演劇部 ・ 応援団 ・ 美術部 ・ 書道部 ・ 写真部 ・ 放送部 ・ 新聞部 ・ 物理・地学部 ・ 生物・化学部 ・ 情報技術研究部 ・ 語学部 ・ 文学部 ・ 社会・ユネスコ部 ・ 華道部 ・ 茶道部 現在活動を行っていない又は廃部になった部(2018年4月1日現在) ・ 水泳部 ・ アマチュア無線部 - 呼出符号JA1YMRが以前は存在した(2008年現在免許切れ)。 ・ HI-Y部 |
著名な出身者 |
◇ 政治家・経営者など
・ 山崎保代 - 陸軍中将、アッツ島で玉砕 ・ 水上源蔵 - 元陸軍中将 ・ 赤尾好夫 - 旺文社創業者 ・ 田辺国男 - 山梨県知事、総務庁長官 ・ 秋山清 - 元甲府市長 ・ 高木晴雄 - 山梨市長 ・ 佐々木勝久 - 福井県鯖江市長 ・ 佐野公哉 - 片倉工業会長 ・ 齊藤寛 - シャトレーゼホールディングス会長 ・ 中村照人 - 元山梨市長 ・ 早河洋 - テレビ朝日代表取締役会長、元日本民間放送連盟副会長 ・ 弦間明 - 資生堂相談役、元同社代表取締役社長 ・ 樋貝詮三 - 賠償庁長官、衆議院議員、法制局第一部長 ・ 広瀬久忠 - 厚生大臣、東京都長官、法制局長官、内務・厚生次官 ・ 田辺哲夫 - 元参議院議員、元法務政務次官、弁護士 ・ 佐野太 - 元文部科学省科学技術・学術政策局長 ・ 海野一幸 - ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ代表取締役社長、Jリーグ理事会理事、元山梨日日新聞取締役編集局長、元山梨放送取締役 ◇ 研究、教育 ・ 遠山正瑛 - 鳥取大学名誉教授、2003年ラモン・マグサイサイ賞受賞 ・ 前嶋信次 - 慶應義塾大学名誉教授 ・ 加藤和夫 - 山梨大学名誉教授 ・ 田中健太郎 - 山梨大学名誉教授 ・ 矢崎美盛 - 元東京大学教授、元同大学文学部長 ・ 大村勇 - 元東京神学大学理事長、日本基督教団第6代総会議長、1983年キリスト教文化功労賞受賞 ・ 金子文六 - 元中央大学理事長、元全日本大学野球連盟会長 ・ 上野裕一 - 前流通経済大学学長 ・ 田中道昭 - 立教大学ビジネススクール教授 ◇ 文化、芸能、放送など ・ 土屋嘉男 - 俳優 ・ マキタスポーツ - お笑い芸人 ・ エアコンぶんぶんお姉さん - お笑い芸人 ・ 菊池淳介 - フリーランスディレクター ・ 林久悦 - ミュージシャン ・ 林由恭 - ミュージシャン ・ 小林真人 - 作曲家、ピアニスト ・ 林真理子 - 小説家、学校法人日本大学理事長 ・ 深沢七郎 - 小説家 ・ 吉沢やすみ - 漫画家 ・ 風間深志 - 冒険家 ・ 中山嘉太郎 - 冒険家。第6回 植村直己冒険賞受賞 ・ 松川洋右 - 元NHKアナウンサー ・ 依田智子 - 元山梨放送アナウンサー ・ 田中千尋 - 元山梨放送アナウンサー ・ エリック・ジェイコブセン - ミュージシャン、1981年〜1982年留学生 ・ 神戸勝彦 - イタリア料理シェフ、元『料理の鉄人』イタリアンの鉄人 ・ 山本卓卓 - 劇作家 ◇ スポーツ ◇ 野球 ・ 又木鉄平 - プロ野球選手 ・ 石川賢 - 元プロ野球選手 ・ 内藤久 - 元プロ野球選手 ・ 萩原千秋 - 元プロ野球選手 ・ 保坂幸永 - 元プロ野球選手 ◇ ラグビー ・ 有賀剛 - 関東学院大学→サントリーサンゴリアス、日本代表、有賀健は父親 ・ 網野正大 - 関東学院大学→NECグリーンロケッツ、日本代表 ・ 石川安彦 - 早稲田大学→東芝ブレイブルーパス→三洋電機ワイルドナイツ、釜石シーウェイブス ・ 梶原宏之 - 筑波大学→東芝ブレイブルーパス→勝沼クラブ、元日本代表、教員 ・ 有賀健 - 日本体育大学→リコー、元日本代表、教員、有賀剛は息子 ・ 藤原優 - 早稲田大学→NECハーレクインズ→丸紅、元日本代表 ・ 松本圭史 - 日本大学→東芝ブレイブルーパス ・ 小泉和也 - 早稲田大学→神戸製鋼コベルコスティーラーズ、元日本代表 ・ 山﨑弘樹 早稲田大学→トヨタ自動車ヴェルブリッツ、7人制日本代表 ・ 日原大介 - 日本大学→東芝ブレイブルーパス ・ 窪田幸一郎 - 日本大学→NECグリーンロケッツ、日本代表 ・ 武川正敏 - 早稲田大学→リコーブラックラムズ ・ 河野好光 - 日本大学→リコーブラックラムズ ・ 雨宮俊介 - 明治大学→東芝ブレイブルーパス ・ 鶴田諒 - 東海大学→NTTコミュニケーションズシャイニングアークス ・ 樋澤泰二 - 東洋大学→釜石シーウェイブス ・ 内田啓太 - 筑波大学→クボタスピアーズ ・ 茂手木亮 - 山梨学院大学→日野自動車レッドドルフィンズ ・ 佐藤穣司 - 早稲田大学→トヨタ自動車ヴェルブリッツ ・ 前島利明 - 法政大学→NECグリーンロケッツ ・ 鶴田桂樹 - 同志社大学→中部電力ラグビー部、7人制日本代表 ・ 盛田気 - 大東文化大学→宗像サニックスブルース ・ 郡司健吾 - 専修大学→Honda HEAT ・ 大内真 - 東芝ブレイブルーパス ・ 飯沼蓮 - 明治大学→浦安D-Rocks ・ 広瀬龍二 - 日本大学 ・ 小嶋大士 - 山梨学院大学→浦安D-Rocks ◇ サッカー ・ 横森巧 - 元サッカー選手。韮崎高校・山梨学院高等学校サッカー部監督 ・ 清雲栄純 - 在学中はラグビー部と掛け持ち。元ジェフユナイテッド市原・大宮アルディージャ・U-18、U-19日本代表監督 ◇ その他 ・ 松野修二 - NTT東日本バドミントン部総監督、バルセロナオリンピック出場 ・ 土屋好英 - 柔道家 ・ 早川大史 - プロバスケットボール選手(大分ヒートデビルズ所属) ・ 今村俊雄 - 競輪選手、元ウェイトリフティング選手、2004年アテネオリンピック出場 ・ ジャンボ鶴田 - 元プロレスラー ・ 武井美男 - 元明大中野高校教諭・相撲部監督、若乃花・貴乃花・栃東等を指導 ・ 中山陽介 - ウエイトリフティング選手(笛吹市所属)、2016年リオデジャネイロオリンピック |
交通アクセス |
・ 東日本旅客鉄道中央本線:山梨市駅徒歩30分、市営バス10分
・ 東日本旅客鉄道中央本線:春日居町駅徒歩30分 以前は学校がバス会社に委託する形でスクールバスが運行されていたが、廃止となった。 |
「山梨県立日川高等学校」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2024年12月21日23時(日本時間)現在での最新版を取得。