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岡谷南(普通)
偏差値 | 50( 3つ星評価 ) |
5教科合計概算(250点満点) | 125点 ※平均125点 標準偏差15として計算 |
偏差値順位 | 全国 2564位/7791校( 学科単位 ) 中部地方 460位/1314校( 学科単位 ) 長野県 40位/155校( 学科単位 ) |
公立/私立 | 公立 |
男女 | 共学 |
※記載の値はサイト独自に算出したデータであり、
ひとつの目安として参考程度にとどめてください。
【学校掲示板】
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【長野県岡谷南高等学校】 | |
長野県岡谷南高等学校(ながのけんおかやみなみこうとうがっこう)は、長野県岡谷市にある公立高等学校。 | |
概要 | 2015年3月現在、1日65分×5コマの授業が展開されている。2009年度には進学対応型単位制のセメスター制を導入され、一部科目において半年の学期毎で単位認定を実施している。なお、セメスター制の導入により、2010年度より英語科が普通科に改編された。なお、英語科の学習内容は「国際教養系」に継承されている。 地元では俗に言う「進学校」として認知されている。平日の放課後も勉強したいという人のために、校舎内の一角に二箇所の自習室が設けられている。 部活動では、スケート部や漕艇部などが全国大会に出場している。文化祭は「南高祭」として毎年6月下旬に開催をしている。 長野県内最後の男子校であった。 |
セメスター制での学習 |
「セメスター」とは「学期」のことである。当校は1年を前期、後期の2学期に分けているが、学年制と大きく異なるのが、学期ごとに1科目の学習を仕上げ、単位を認定している
当校は学習の段階を「ステージ」と呼ぶ。3年間で6つある学期を、学年の枠にとらわれず、長短3つのステージに分け、学力の向上を図っている。
・ ベーシック・ステージ:1年前期から2年前期の1年半にかけて、全員必修科目を学ぶことになる。この段階では文理にとらわれず広い分野の基礎知識の習得を目指す。 ・ アドバンスト・ステージ:2年後期から3年前期1人1人の進路希望に応じて、3つのコースに分かれ、分野毎の重点科目を深く、集中的に学ぶ。 ◇ 自然科学系(理系) : 工学、理学、農学、医療系などへの進学を目指す人が選択する。目指す分野で選択科目が異なる。数学や理科に特に重点を置いて学習する。 ◇ 人文社会系(文系) : 法学、経済、文学、教育、芸術など分野への進学を目指す人が選択する。国立・公立型、私立型に講座が分かれる。国語や地理歴史・公民に重点を置いて学習する。ほかにも、かなりの幅広い選択ができる。文系国立・公立を目指す人は、数学や理科の学習をすることにもなる。 ◇ 国際教養系(文系) - 『英語科の学習内容を発展的に継承』 : 国公立大学等への進学のために高度な英語力を身につけたい人、または英語を生かして外国語、国際関係などの分野への進学を目指す人が選択をする。基本的には「人文社会系」と同じだが、違いは選択次第で英語の講座数が増えることである。英語はもちろん、国語や地理歴史・公民にも重点を置いて学習する。 ・ ファイナル・ステージ:3年後期は、アドバンスト・ステージのコースごとで、必要な科目を1人1人が自由に選択して希望する進路の実現を目指す。全員共通履修科目は、国語・英語・体育のみとなる。 |
沿革 |
・ 1941年4月 - 岡谷市立岡谷中学校として開校。
・ 1943年4月 - 現在地に移転。 ・ 1948年4月 - 学制改革により新制高校発足。岡谷南高等学校と改称。 ・ 1949年4月 - 長野県に移管。 ・ 1952年3月 - 校歌作成。 ・ 1953年9月 - 第1回天竜峡行強歩大会(1971年9月まで)。 ・ 1973年9月 - 第1回諏訪縦断強歩大会。 ・ 1979年4月 - 女子生徒の入学が許可される(男女共学化)。 ・ 1992年4月 - 英語科を設置。 ・ 2003年4月 - 前後期制(二学期制)始まる。 ・ 2009年4月 - セメスター制による進学対応型単位制に移行。 ・ 2010年4月 - 英語科を普通科に改編(英語科募集停止)。 |
教育目標 | 常に進歩のため問題を持ってことにつけ 常に成功の可能性を確信してことにあたれ 常に協調融和の精神をもってことを行う |
学校行事 |
◇ 文化祭
: 「南高祭」と称し、その名称は校名に由来する。木曜日は前夜祭、土曜日・日曜日と一般公開が行われ、日曜日夕方に学校グラウンドで行われる後夜祭(通称:ナイトフェスティバル)でその日程を終えるのが慣例である。
◇ 強歩大会 : 現在の正式名称は「諏訪縦断強歩大会」。かつては駅伝大会と隔年で開催されていたが、1983年より毎年開催されることとなる。10月頃に開催され、男子は学校のグラウンド、女子は諏訪市から信濃境駅までを走る。距離は男子は約47km、女子は約31kmと他校と比べても長い。古くは天竜峡まで100km近くの距離があったが交通事情の変化に伴い現在のコース及び距離になった。 ◇ イングリッシュキャンプ : 毎年秋頃行われる自由参加制の活動である。ALT教員と共に英語を使った活動を1泊2日の日程で行われる。 ◇ クラスマッチ : 春と秋の2回行われる。 |
部活動 |
スケート部および漕艇部は過去にオリンピック日本代表選手を輩出している。
漕艇部は全国高校総体(インターハイ)で複数回優勝している。
その他に近年では放送部、演劇部、弓道部が全国大会出場を果たしており、中でも放送部は全国大会出場の常連校となっている。
NHK杯全国高校放送コンテスト全国大会実績では、15年大会にてラジオドラマ部門が全国優良賞(全国4位)、17年大会にてラジオドキュメント部門が全国優良(全国4位)を受賞。アナウンス部門では16年・17年・21年と全国大会準決勝進出者(全国約5000人中の60人)を輩出。
2018年東海ラジオ高校生ラジオコンクールでは最優秀賞を受賞し、文部科学大臣賞を受けた。
また、毎年8月に開催される全国高等学校総合文化祭において、18年長野大会のオーディオピクチャー部門で優秀賞(ブロック1位)、19年佐賀大会のオーディオピクチャー部門で優秀賞(ブロック1位)を獲得し、全国総文2連覇中。
その他、長野県下では少数となった山岳部がある。
体育系
・ 弓道部 ・ 山岳部 ・ テニス部 ・ 野球部 ・ スケート部 ・ 陸上部 ・ バスケットボール部 ・ バレーボール部 ・ 水泳部 ・ 剣道部 ・ 卓球部 ・ 漕艇部 ・ ソフトテニス部 ・ バドミントン部 ・ サッカー部 ・ ハンドボール部 文化系 ・ 吹奏楽部 ・ 美術部 ・ 写真部 ・ 演劇部 ・ 放送部 ・ JRC ・ 家庭科部 ・ 書道部 ・ 理科部 ・ 英語部 ・ 動画部 |
校歌 | ・ 作詞:尾崎喜八、作曲:井上武士 |
校章 | ・ 駒草(こまくさ) |
出身者 |
■ 政界 ・ 伊藤郁男 - 元参議院議員 ・ 今井敦 - 茅野市長 ■ 学者 ・ 金井円 - 文学博士、東京大学名誉教授 ・ 山岡文彦 - 植物学者、動物学者 ・ 鷹野和美 - 医学博士 ・ 高林千幸 - 農学博士、岡谷蚕糸博物館館長 ■ 文化人 ・ 五味龍太郎 - 俳優 ・ 吉江忠男 - バリトン歌手 ・ 菊池正美 - 声優 ・ 岩波理恵 - タレント ・ Mhiro - シンガーソングライター ■ スポーツ ・ 竹村晋吉 - スピードスケート、コルティナダンペッツォ・スコーバレーオリンピック日本代表 ・ 今村俊明 - スピードスケート、サラエボオリンピック日本代表、長野パルセイロ・アスレチッククラブ社長 ・ 野明弘幸 - スピードスケート、長野・ソルトレイクオリンピック日本代表、現岡谷南高等学校スケート部監督 ・ 岩本亜希子 - ボート、シドニー・アテネ・北京オリンピック日本代表 ・ 今井裕介 - ボート ・ 宮澤健太郎 - 元社会人野球選手(内野手) ・ 菊池岳仁 - 競輪選手 |
アクセス | ・ JR中央本線:岡谷駅から徒歩20分 |
「長野県岡谷南高等学校」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2024年10月13日17時(日本時間)現在での最新版を取得。