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泉陽(普通)
偏差値 | 64( 4つ星評価 ) |
5教科合計概算(250点満点) | 177.5点 ※平均125点 標準偏差15として計算 |
偏差値順位 | 全国 345位/7792校( 学科単位 ) 近畿地方 102位/1347校( 学科単位 ) 大阪府 41位/422校( 学科単位 ) |
公立/私立 | 公立 |
男女 | 共学 |
※記載の値はサイト独自に算出したデータであり、
ひとつの目安として参考程度にとどめてください。
【学校掲示板】
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【大阪府立泉陽高等学校】 | |
大阪府立泉陽高等学校(おおさかふりつ せんよう こうとうがっこう)は、大阪府堺市堺区にある公立高等学校。前身は府立5番目の高等女学校だが、源流は明治初期1874年に開設の女紅場で、公立の女学校として大阪で2番目に古い歴史を持つ。 | |
概要 |
明治政府の学制発布2年後の1874年(明治7年)5月、堺県により裁縫を教える「堺女紅場」が開口神社に設置された。大阪府が1886年(明治19年)最初の府立女学校「大阪府女学校」(現・大阪府立大手前高等学校)を設置する12年前で、この堺女紅場を創立として泉陽高校側は2000年(平成12年)4月、神社の境内に「大阪府立泉陽高等学校発祥の地」の記念碑を建立しているが、創立の年については、堺県ではなく堺市(大阪府)による高等女学校へ改編された1900年(明治33年)としているため2番目となる。また、堺市から大阪府へ移管された経緯があるため、府立では5番目となる。
なお、境内には同様に「大阪府立三国丘高等学校発祥の地」(1895年、旧制の府立第二尋常中学校。のちの府立堺中学)や「堺の幼稚園教育発祥の地」(1899年)の碑も建立されている。
府立堺高女は太平洋戦争後の学制改革により、1948年(昭和23年)新制の高校に改編。以来、課程・学科は、全日制普通科のみである。
■ 四つのキーワード、1年生6月に文理選択 学校側は「大阪府内でも有数の伝統校」として「伝統に培われた教育力」により「鍛える」「極める」「繋がる」「描く」の四つをキーワードに、「志の高いリーダーを育成することを使命」としている。 また、大学進学について早い段階から意識させるため、1年生の6月に文系と理系の文理選択を決める第1回の希望調査を行う。最終的な決定は11月だが「十分に考えてもらうためにも、きっかけとして6月に一度実施」。また、判断材料とするため入学直後4月、1年生に大手予備校の河合塾の適職診断プログラム「R-CAP for teens」も受検させている。 ■ 教育目標 ・ 生徒一人一人の個性を重視し、生徒の持つ多様な可能性を引き出す教育を進める。 自発的学習態度を育成し、基礎学力の充実に努める ・ 教科学習活動を中心として、全教育活動の調整を図り、それらを通して個性の発見と伸長につとめ、 将来の進路を決定しうるよう適正な指導に努める |
沿革 |
1874年(明治7年)5月、堺県により設置された「堺女紅場」を母体として、1888年(明治21年)堺区が大阪府堺区車之町東一丁に「堺区立女学校」設置。1月28日、大阪府知事が出席し開校式を行った(当時、まだ堺市は存在せず、郡区町村編制法に基づく堺区による設置)。翌1889年、市制施行により堺市が誕生。また、この年に公布された勅令高等女学校令に伴い、翌1900年に高等女学校に昇格を認可された(校地は、現在の櫛屋町東3丁の堺奉行所跡。この方針により夕陽丘、江戸堀に続く府立5番目の高女として1912年4月、大阪府へ移管され、大阪府立堺高等女学校に改称された(3月26日の文部省告示第80号で認可)。
太平洋戦争後の1948年(昭和23年)学制改革による新制の高校への改編に伴い、校名も「女」一文字を削除しただけの“大阪府立堺高等学校”となるが、校名が重複する大阪府立堺中学校(旧制中。現・大阪府立三国丘高等学校)側との間で、調整が難航。結果的に両校とも校名に「堺」を付けないことで合意し、当校の校名に堺の別称のひとつ「泉陽」が採用された。
なお、同様の府立の旧制中と高女との校名重複は8事例あったが(私立高女を含めると12事例)、高女側が譲らなかった唯一の事例となった(私立高女は「学園」「女子」など付して重複を回避)。原因の一つに旧市街と旧村を明確に分ける堺の環濠都市としての性格があり、堺高女は市の中心である環濠内に、堺中学は環濠外(旧・泉北郡向井町)に立地していたことがあった。
■ 年表 ・ 1874年(明治7年) - 5月、開口神社に「堺女紅場」が開設される ・ 1888年 - 1月28日、「堺区立女学校」が開校)。 ・ 1903年 - 校地を車之町東3丁に移転(現在地。文部省告示第110号で認可) ・ 1911年 - 朝日新聞関西講演会により夏目漱石来校、「中身と形式」と題して講演を行う ・ 1912年 - 堺市より大阪府へ移管され、「大阪府立堺高等女学校」に改称される。のちの堺女子高等学校。現・愛泉学園香ヶ丘リベルテ高等学校) ・ 1934年(昭和9年) - 室戸台風により校舎を損壊する。生徒が1名死亡する ・ 1939年 - 泉北郡福泉町に農園を開設し、撫子寮(宿泊施設)を建設する(1949年に処分) ・ 1945年 - 堺大空襲により大部分の校舎を焼失する。生徒1名が死亡する ・ 1946年 - 大阪アルミニウム株式会社(現・日本軽金属)青年学校(現・イトーヨーカ堂津久野店敷地・宅地)を仮校舎とする ・ 1948年 - 元の校地へ復帰し、同時に隣地(宅地・墓地)を買収して拡張する。4月1日、学制改革により「大阪府立泉陽高等学校」に改編され、大阪府立堺中学校(現・大阪府立三国丘高等学校)との間で教員・生徒を交流(入れ替え)し男女共学化 ・ 2002年(平成16年) - 大阪府教育委員会からエル・ハイスクール事業の指定を受ける(2003年度から2006年度まで) ・ 2007年 - 4月、公立高の新4学区制の導入に伴い、通学区が拡大(第四学区に所属) ・ 2014年 - 4月、公立高の学区の廃止に伴い、大阪府全域から通学となる |
基礎データ |
■ 交通アクセス ・ 南海電鉄高野線 堺東駅より北西へ約1.1km(徒歩で約15分) ・ 南海本線 堺駅 より東へ約1.3km(徒歩で約17分) ・ JR西日本 阪和線 堺市駅 より西へ約2km(徒歩で約25分) ・ 阪堺電気軌道阪堺線 花田口停留場より南東へ約350m(徒歩で約4分) |
諸活動 |
■ 部活動 ・ ダンス部 - 2015年(平成27年)夏の日本高校ダンス部選手権で、スモールクラスで全国大会に、2016年はビッグクラスで全国大会に初出場。2017年は出場2回目にもかかわらず産経新聞社賞に輝いた。 |
学校行事 |
■ 体育大会 体育大会では1年生から3年生の全クラスを、各々4つの団(黄団、青団、緑団、赤団)に振り当て、その4つの団で点数を競い合う。 毎年、体育大会の2ヶ月ほど前に有志を募り、各4つの団ごとにダンスを披露する「新団体競技」(通称・新団)を結成する。クラブ活動を休んではいけないというルールのもと、「新団」に加入した生徒は、部活と両立させながら練習。また、各団ごとに「援団」も結成され、主に自分たちの団を応援する役に回る。援団長は、自分たちの団のトレードカラーの色のつなぎを着ることが慣例となっている。 |
学校施設 | 2016年(平成28年)公開の映画「セトウツミ」の撮影ロケ現場となった。なお現在の校舎は半世紀前1960年代に建築されたままで、旧耐震基準の既存不適格であり震度6強の揺れで倒壊の恐れがある。このため2005年度から改修を行った。 |
不祥事 |
■ 卒業生名簿を堺市長選に使用 2019年(令和元年)6月の2019年堺市長選挙で、立候補した泉陽高校出身の元堺市議への支援を呼びかけるビラを、泉陽高校の同窓会の名簿を利用して、卒業生ら約1万人に告示前に郵送。泉陽OB陣営の別の元堺市議2人が公職選挙法違反で書類送検された。なお市長選では、泉陽OB元堺市議は元大阪府議の永藤英機に敗れている(永藤が初当選)。 |
関係者と組織 |
・ 泉陽会 - 戦後の泉陽高校の同窓会
■ 著名な出身者 ◎ 政治・行政 ・ 池川康朗 - 公明党の大阪府議会議員 ・ 黒川芳朝 - 社会福祉法人大阪水上隣保館理事長。元大阪府教育長(高校13期) ◎ 学者 ・ 岡田忠克 - 関西大学人間健康学部教授(高校41期) ・ 森井昌克 - 神戸大学工学部教授(高校29期) ◎ 文芸 ・ 友国晴子 - 教育者。親和女学校(現・神戸親和女子大学)創立者(堺女紅場) ・ 中野晴行 - ノンフィクション作家(マンガ研究家)(高校25期) ・ 西加奈子 - 小説家、「さくら」「きいろいゾウ」(小学館)等 (高校48期) ・ 与謝野晶子 - 歌人 (女学校技芸科) ・ 由起しげ子 - 作家 (旧制16期) ◎ 芸能 ◎ スポーツ ・ 加藤光雄 - サッカー日本代表(高校23期) ・ 中村大成 - 南海ホークス投手 / パシフィック・リーグ最優秀投手(高校6期) ■ 教職員 ・ 松原右樹 - 熊野の神々と穢れをテーマの和歌山県を代表する民俗学者。元産経新聞記者。伯太高校でも教壇に立った |
「大阪府立泉陽高等学校」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2021年3月9日13時(日本時間)現在での最新版を取得。