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仙台第一(普通)
偏差値 | 65( 4つ星評価 ) |
5教科合計概算(250点満点) | 181.25点 ※平均125点 標準偏差15として計算 |
偏差値順位 | 全国 262位/7791校( 学科単位 ) 東北地方 10位/759校( 学科単位 ) 宮城県 3位/171校( 学科単位 ) |
公立/私立 | 公立 |
男女 | 男子 |
※記載の値はサイト独自に算出したデータであり、
ひとつの目安として参考程度にとどめてください。
【学校掲示板】
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【宮城県仙台第一高等学校】 | |
宮城県仙台第一高等学校(みやぎけん せんだいだいいちこうとうがっこう)は宮城県仙台市若林区元茶畑にある県立高等学校。通称は「一高」(いちこう)もしくは「仙台一高」(せんだいいちこう)。 | |
概要 | 1892年に宮城県尋常中学校として開校。校訓と標語(モットー)として「自重献身」「自発能動」を掲げており、生徒の自主性を重んじる。また、制服がなく私服校である。 2012年度より文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール (SSH) の指定(5年間)を受け、2017年度より再び指定(5年間)を受けた。 |
共学化 | 10年以上、共学化に対する論争が起こっていたが、2009年に県教委の正式な決定がされたことから、2010年度より共学化された。統廃合はなく、校章・校歌・校名はそのまま使用されている。 |
沿革 |
・ 1892年
・ 4月1日 - 宮城県尋常中学校として設立。 ・ 6月6日 - 開校式。同年廃校となった私立東華学校の生徒が編入。(初代校舎) ・ 1899年 ・ 4月1日 - 宮城県中学校に改称。 ・ 7月20日 - 校舎を南六軒丁に新築移転。(第二代校舎) ・ 1900年4月1日 - 宮城県第一中学校に改称。 ・ 1901年7月1日 - 宮城県立第一中学校に改称。 ・ 1904年6月1日 - 宮城県立仙台第一中学校に改称。 ・ 1907年1月24日 - 校舎全焼。御真影を守るため宿直者(書記)が殉職。 ・ 1908年9月1日 - 校舎を元茶畑に新築移転。(第三代校舎) ・ 1919年11月1日 - 宮城県仙台第一中学校に改称。 ・ 1948年4月1日 - 学制改革により宮城県仙台第一高等学校に改称、通信教育部を設置する。 ・ 1953年10月3日 - 校舎新築起工式(第四代校舎) ・ 1962年11月10日 - 校舎落成祝賀式典。 ・ 1992年12月21日 - 校舎新築竣工。(第五代校舎) ・ 2010年4月1日 - 男女共学化。 ・ 2012年4月1日 - 通信制課程が宮城県美田園高等学校として独立(校舎は暫定で仙台第一高等学校内に設置、2013年4月移転)。また、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール (SSH) の指定(5年間、2017年にも継続して指定)を受ける。 |
校歌・応援歌 |
・ 校歌 - 1909年4月1日制定、作詞:大槻文彦、作曲:岩城寛
・ 応援歌一番 ・ 応援歌二番 ・ 応援歌三番 ・ 応援歌四番 ・ 応援歌五番(凱歌一番) ・ 五城の雄 ・ 起てよ我が友 ・ 一高行進曲 ・ 凱歌二番 ・ 勝利の歌 |
対仙台二高定期戦 |
■ 硬式野球定期戦 ■ アピール行進 ■ 三部定期戦 ・ 柔道 ・ バスケットボール ・ バレーボール このほかラグビー部の定期戦を正月元旦に開催している。 |
校舎・設備 | 学校の敷地は主に校舎のある元茶畑に位置する。現在の校舎は5代目に当たり、地上5階建てで1992年に完成した。他にも仙台市若林区荒井に硬式野球部専用の第二運動場がある。 |
高校関係者一覧 |
■ 歴代校長 ・ 初代:大槻文彦(1892年12月28日 - 1895年9月17日) - 日本初の近代国語辞典『言海』編纂者 ・ 2代:湯目補隆(1895年9月17日 - 1896年7月16日) ・ 3代:下條幸次郎(1896年7月25日 - 1902年10月1日) ・ 4代:西谷虎二(1902年10月6日 - 1902年12月19日) ・ 5代:氏家謙曹(1903年4月17日 - 1904年8月10日) ・ 6代:川田正澂(1904年8月10日 - 1909年4月23日) - 元東京府立第一中學校・東京府立高等學校校長 ・ 7代:櫻田廣利(1909年4月25日 - 1914年2月3日) ・ 8代:宗像逸郎(1914年3月12日 - 1920年3月29日) - 柔道家 ・ 9代:小平高明(1920年3月29日 - 1942年4月4日) ・ 10代:小野徳四郎(1942年4月4日 - 1945年12月21日) ・ 11代:宮城音五郎(1946年3月21日 - 1950年9月30日) - 工学者、元東北帝国大学名誉教授、元宮城県知事 ・ 12代:高山政雄(1950年12月1日 - 1955年7月4日) - 元駒場東邦中学校・高等学校校長 ・ 13代:宇野量介(1955年7月4日 - 1963年7月3日) ・ 14代:大竹金彌(1963年8月16日 - 1974年3月31日) ・ 15代:北村潮(1974年4月1日 - 1978年3月31日) ・ 16代:青木功二(1978年4月1日 - 1981年3月31日) ・ 17代:大場恒一(1981年4月1日 - 1988年3月31日) ・ 18代:高城公彦(1988年4月1日 - 1991年3月31日) ・ 19代:鈴鴨清美(1991年4月1日 - 1993年3月31日) - 宮城教育大学副学長 ・ 20代:井崎英男(1993年4月1日 - 1996年3月31日) ・ 21代:宍戸多聞(1996年4月1日 - 2001年3月31日) ・ 22代:菅井茂(2001年4月1日 - 2005年3月31日) ・ 23代:北島博(2005年4月1日 - 2010年3月31日) ・ 24代:氷室眞也(2010年4月1日 - 2012年3月31日) ・ 25代:加藤順一(2012年4月1日 - 2018年3月31日) ・ 26代:小林裕介(2018年4月1日 - 2020年3月31日) ・ 27代:岡達三(2020年4月1日 -) ■ 著名な出身者 ・ 青木存義(中3回) - 国文学者、「どんぐりころころ」をはじめ数多くの文部省唱歌を作詞 ・ 真山青果(中3回) - 作家 ・ 吉野作造(中3回) - 政治学者、大正デモクラシーの理論的指導者 ・ 阿刀田令造(中4回) - 元旧制第二高等学校第9代校長 ・ 小倉進平(中6回) - 言語学者 ・ 矢田挿雲(中6回) - 作家 ・ 大須賀乙字(不明) - 俳人、俳論家 ・ 一力次郎(中16回) - 元河北新報社社長 ・ 小倉強(中16回) - 建築家、建築史家 ・ 土井辰雄(中17回)- 聖職者、日本初のローマ教皇の最高顧問である枢機卿 ・ 高橋文五郎(中17回) - 元参議院議員、栗原鉄道を創立・社長 ・ 内ヶ﨑贇五郎(中19回) - 元東北電力社長 ・ 早川種三(中21回) - 会社再建の神様 ・ 野副鉄男(中26回) - 化学者、東北大学名誉教授 ・ 平井弥之助(中26回) - 元東北電力副社長、女川原子力発電所の津波対策に尽力 ・ 島野武(中29回) - 元仙台市長(連続7期) ・ 高橋功(中31回) - 元シュヴァイツァー病院医師 ・ 岩越忠恕(不明) - 元日産自動車社長 ・ 斎藤秀夫(中33回) - 東北大学名誉教授、法学者、裁判実務など司法学の開拓者として著名 ・ 加藤陸奥雄(中35回) - 第13代東北大学総長 ・ 武田豊(中37回) - 元新日本製鐵会長 ・ 佐藤功(中38回) - 憲法学者、上智大学名誉教授 ・ 石田名香雄(中46回) - 第15代東北大学総長 ・ 吉江英四郎(中47回) - 元プロ野球選手 ・ 一力一夫(中49回) - 河北新報社社主・会長 ・ 針生一郎(中49回) - 美術評論家 ・ 板橋興宗(中不明) - 僧侶、元曹洞宗管長 ・ 二宮康明(中50回) - 紙飛行機の世界的権威、日本紙飛行機協会会長、工学博士 ・ 重倉祐光(中54回) - 公立諏訪東京理科大学学長 ・ 佐藤道夫(高3回) - 元参議院議員(民主党)、元札幌高等検察庁検事長 ・ 菅原文太(高4回) - 俳優 ・ 井上ひさし(高5回) - 小説家、劇作家 ・ 樋口陽一(高5回) - 憲法学者、日本学士院会員、東京大学名誉教授、東北大学名誉教授 ・ 藤原作弥(高8回) - 元日本銀行副総裁 ・ 市川一朗(高8回) - 参議院議員(自民党)、元国土事務次官 ・ 亀谷博昭(高11回)- 参議院議員(自民党)、農林水産政務次官 ・ 入間田宣夫(高12回) - 歴史学者、東北大学名誉教授 ・ 鎌田宏(高12回) - 七十七銀行相談役 ・ 齋藤貞(高13回) - 元亘理町長 ・ 守屋武昌(高15回)- 元防衛事務次官 ・ 中名生隆(高15回)- 元経済企画事務次官、国民消費生活センター理事長 ・ 氏家照彦(高17回)- 七十七銀行取締役会長(代表取締役) ・ 斎藤和夫(高17回) - 慶應義塾大学法学部名誉教授 ・ 小池光(高18回) - 歌人、仙台文学館館長 ・ 清野智(高18回) - 東日本旅客鉄道社長 ・ 庄子哲雄(高18回) - 東北大学名誉教授、元マサチューセッツ工科大学客員教授、元日本学術会議会員 ・ 江刺正喜(高19回) - 東北大学原子分子材料科学高等研究機構教授 ・ 野家啓一(高19回) - 哲学者、東北大学名誉教授、元日本哲学会会長 ・ 本川達雄(高19回) - 生物学者、東京工業大学名誉教授 ・ 山崎彰三(高19回) - 監査法人トーマツ代表社員、日本公認会計士協会会長、東北大学会計大学院教授 ・ 菅野純(高20回) - 早稲田大学名誉教授(臨床心理学) ・ 山口猛(高20回) - 映画・演劇評論家、元・状況劇場劇団員 ・ 菅野隆(高21回) - 映画監督 ・ 池上政幸(高22回) - 最高裁判所裁判官 ・ 長谷山彰(高22回) - 法学者、慶應義塾塾長 ・ 渡辺諒(高22回) - 早稲田大学教育・総合科学学術院教授 ・ 飯沢耕太郎(高24回) - 写真評論家 ・ 小笠原倫明(高24回)- 総務事務次官 ・ 梅原克彦(高24回) - 国際教養大学東アジア調査研究センター教授、元仙台市長 ・ 木村晃彦(高24回) - 京都大学名誉教授 ・ 八嶋博人(高24回) - ヴァイオリニスト ・ 小川郁(高26回) - 慶應義塾大学医学部教授 ・ 川上伸昭(高27回) - 文部科学省科学技術・学術政策局長、公立大学法人宮城大学理事長兼学長 ・ 榊原光裕(高27回) - ピアニスト、音楽家 ・ 桜井充(高27回) - 参議院議員(自民党) ・ 本間洋(高27回) - NTTデータグループ社長兼CEO ・ 阿部勉(高28回) - 映画監督 ・ 千葉光太郎(高28回) - ジャパン マリンユナイテッド社長、日本造船工業会副会長 ・ 若生俊彦(高28回) - 総務審議官 ・ 小林英文(高28回)- 七十七銀行取締役頭取(代表取締役) ・ 佐藤岩夫(高28回)- 東京大学名誉教授 ・ 佐伯一麦(高30回) - 作家 ・ 芦立訓(高31回) - 元文部科学審議官、日本スポーツ振興センター理事長 ・ 一力雅彦(高31回) - 河北新報社社長 ・ 菅野仁(高31回) - 社会学者、元宮城教育大学副学長 ・ 正籬聡(高31回) - NHK副会長 ・ 山内雅弘(高31回) - 作曲家、東京学芸大学教授 ・ 一力敦彦(高33回) - 東北放送社長 ・ 岩井俊二(高33回) - 映画監督 ・ 宇井貴志(高34回) - 一橋大学経済学研究科教授 ・ 手間本北栄(通27回)- 彩書家 ・ 福士謙介(高36回) - 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構教授、国連大学高等研究所客員教授 ・ 坂本タクマ(高38回) - 漫画家 ・ 加藤文元(高39回) - 数学者、東京工業大学教授 ・ 小久保英一郎(高39回) - 天文学者、国立天文台教授 ・ 愛知治郎(高40回) - 元参議院議員(自民党) ・ 星恭博(高40回) - 名古屋テレビアナウンサー ・ 村上和巳(高40回) - フリージャーナリスト ・ ヴィヴィアン佐藤(高40回)- 美術家 ・ 橋本清仁(高42回) - 元衆議院議員 ・ 佐藤淳一(高43回) - 岩沼市長 ・ 月浦崇(高43回) - 認知神経科学者、京都大学大学院人間・環境学研究科教授 ・ 斎康敬(高44回) - アナウンサー(NHK) ・ 志賀賢太郎(高45回) - プロレスラー(プロレスリング・ノア所属) ・ 志伯健太郎(高46回) - クリエイティブ・ディレクター ・ 林宙紀(高48回) - 元衆議院議員 ・ 田口隆祐(高50回) - プロレスラー(新日本プロレス所属) ・ 片山智彦(高50回) - アナウンサー(NHK) ・ 伊藤公一朗(高52回) - 経済学者、シカゴ大学助教授 ・ 古川洋平(高54回) - クイズ作家 ・ 阿部真人(高55回) - 数理生物学者、同志社大学助教 ・ 浅野祥(高60回) - 津軽三味線奏者 ・ おいでよ宮城(高不明) - 俳優、料理人、ゆるキャラプロデューサー ・ 佐藤朱(高67回) - アナウンサー(東北放送)、元AKB48 ・ 神野藍 (高70回) -作家、元AV女優 |
その他 |
・ 赤パン - 男子は水泳の授業の時に「赤パン」と呼ばれる水着を履く。
・ 一高体操 - 一高特有の体操。音楽に合わせて様々な動きを行う。主に、運動祭の準備体操のときに全校生徒によって披露される。 ・ OBでもある劇作家の井上ひさしの「青葉繁れる」のモデルとなった。 |
アクセス | ・ 仙台市地下鉄東西線連坊駅から徒歩1分 |
関連文献 |
・ 仙台一中・一高百年史(1992年) - 仙台一中・一高百年史編纂委員会編集
・ 年表 仙台一中一高の百二十年(2012年) - 創立百二十周年記念事業実行委員会記念誌発行部会編集 |
「宮城県仙台第一高等学校」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2024年10月15日7時(日本時間)現在での最新版を取得。