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島原(理数)
偏差値 | 58( 4つ星評価 ) |
5教科合計概算(250点満点) | 155点 ※平均125点 標準偏差15として計算 |
偏差値順位 | 全国 1090位/7791校( 学科単位 ) 九州・沖縄地方 104位/1200校( 学科単位 ) 長崎県 14位/125校( 学科単位 ) |
公立/私立 | 公立 |
男女 | 共学 |
※記載の値はサイト独自に算出したデータであり、
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【学校掲示板】
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【長崎県立島原高等学校】 | |
長崎県立島原高等学校は、島原半島東部、長崎県島原市城内二丁目にある公立高等学校。地元では「島高」(しまたか、しまこう)と呼ばれる。 | |
概要 |
◇歴史
:1900年(明治33年)に開校した「長崎県立島原中学校」(旧制中学校)を前身とする。この当時、県立中学校(旧制中学校)は長崎市に1校(長崎県立長崎中学校)のみで、大村の玖島学館(現長崎県立大村高等学校)と平戸の猶興館(現長崎県立猶興館高等学校)は旧藩主の出資によるもの(私立)であった。島原地方の要望をうけた当時の南高来郡長、松原英義が中学設立に奔走し、実現に至った。校地には旧島原藩主の松平忠和より邸宅敷地が与えられた。2010年(平成22年)に創立110周年を迎えた。
◇校是 :「文武両道」 ◇スローガン :「輝け!★21世紀の旗手・青き楓たち」 ◇教育方針 和衷協同のもと、伝統ある校風の継承・発展に努め、誇り高く向上心盛んな活気溢れる学校をつくる。 師弟同行のもと、文武両道の修練に励み、心身ともに健康で豊かな教養を備えた人間を育てる。 ◇校章 :1949年(昭和24年)に公募され、在校生の作品が校章となった。可能性を秘めた若さを表すために緑色の楓の葉を背景に「高」の文字を置いている。 ◇校歌 :1949年(昭和24年)に制定。作詞は詩人の宮崎康平、作曲は大沢寿人(関西交響楽団の指揮者)による。3番まであり、各番とも「島原高校 あゝ我等が母校」で終わる。 ◇校舎 :1931年(昭和6年)に完成。ゴシック様式。 ◇課程・学科および特色 :全日制課程 2学科 : ・普通科 : ・1年次 - 地歴・芸術の選択でクラス編制。 : ・2年次 - 文系・理系のコースに分かれる。 : ・3年次 - 文系は更に文Ⅰコースと文Ⅱコースに分けて指導を行う。理系コースはそのまま。 : ・理数科 : ・理科・数学に高い関心や適性を持つ生徒対象の学科 : ・1 年次から理科・数学・英語に重点を置き、理科3 科目にも対応。地学研修 ジオパークについての学習 山登り 課題研究、研究所・企業訪問、大学教授や大学院生による実験・講義等、校内外における体験的・問題解決的な学習の充実も図っている。SPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)や理数科研修旅行などの特色ある行事が実施されている。 :定時制課程(夜間部)1学科 : ・普通科 ::島原半島にある高等学校の中で唯一の定時制。本来4年で修了となるが、長崎県立鳴滝高等学校の通信制を利用し同時に学習すると、3年での卒業が可能(定通併修制度)。 ◇学級数・生徒数 :全日制課程 (2011年(平成23年)4月現在) : ・1学年 - 6学級(普通科5+理数科1)239名 : ・2学年 - 7学級(普通科6+理数科1)265名 : ・3学年 - 7学級(普通科6+理数科1)272名 : ・合計 - 20学級 776名 :定時制課程 (2011年(平成23年)4月現在) : ・1学年~4学年まで各1学級、計4学級。生徒総数は59名。 ◇通学手段 :徒歩、鉄道(島原鉄道)、バス(島鉄バス)、自転車、原付バイク ◇制服 ・全日制課程 - 男子は黒の学生服(学ラン)、女子は紺色のブレザー。運動着(ジャージ)・帽子の色は「赤」 ・定時制課程 - ない。 |
沿革 |
◇長崎県立島原中学校(旧制中学校)
・1900年(明治33年)4月 - 「長崎県立島原中学校」として開校。校長1名(年俸900円)、教員5名(月20~60円)、監査役1名、小使2名でのスタート。入学試験は4月中旬に実施。 ・1923年(大正12年) - 創立20周年に際し、同窓生の寄付により、図書館として「八角堂」が完成。 ・1931年(昭和6年) ・8月 - ゴシック様式の新校舎(現校舎)が完成。 ・11月 - 体操場(武道場)が完成。 ・この当時、正門前には農園があり、授業の一環として園芸実習が行われていた。現在は自転車置き場、弓道場となっている。 ・1947年(昭和22年)4月 - 学制改革により、併設中学校(新制)を設置し、旧制中学校の2・3年生を収容。生徒募集を停止し、4・5年生はそのまま旧制中学校に在籍。 ・1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により、「長崎県立島原高等学校」(新制高等学校、男子校)が発足。 ・併設中学校卒業生が高校1年生、旧制中学校5年生が高校2年生、旧制中学校卒業生(希望者)が高校3年生となる。 ◇長崎県立島原高等女学校 ・1901年(明治34年)5月 - 「女子手芸学校」が開校。 ::清水作次郎が、男子教育のための島原中学校が開校された際、女子教育の必要性を痛感し、私財を投じて設立。元島原藩主の門前にある広場(現・島原市立第一小学校 校庭)に校舎を新築。当初4学級、定員80名。学科は本科と技芸科を設置。 ・1912年(明治45年)4月 - 「私立島原実科高等女学校」と改称。 ・1914年(大正3年)4月 - 南高来郡に移管し、「南高来郡立島原実科高等女学校」と改称。 ・1919年(大正8年)4月 - 修業年限を4年とし、定員200名となる。 ・1920年(大正9年)4月 - 長崎県に移管し、「長崎県島原高等女学校」と改称。 ・1922年(大正11年)4月 - 「長崎県立島原高等女学校」と改称。 ・1936年(昭和11年)- 島原城堀端の場所に改築移転。 ・1947年(昭和22年)4月 - 学制改革により、併設中学校(新制)を設置し、高等女学校の2・3年生を収容。生徒募集を停止し、4年生はそのまま高等女学校に在籍。 ・1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により、「長崎県立島原女子高等学校」と改称。併設中学校卒業生が高校1年生、高等女学校卒業生(希望者)が高校2年生となる。 ◇長崎県立島原商業学校 ・1941年(昭和16年)4月 - 「長崎県立島原商業学校」が開校。第1回の入学者は20名。校舎は島原高等女学校の旧校舎を利用。 ・1944年(昭和19年)4月 - 教育ニ関スル戦時非常措置方策により、「長崎県立島原工業学校」に転換。 ・1946年(昭和21年)4月 - 「長崎県立島原商業学校」と改称(復帰)。 ・1947年(昭和22年)4月 - 学制改革により、併設中学校(新制)を設置し、商業学校の2・3年生を収容。生徒募集を停止し、4年生はそのまま商業学校に在籍。 ・1948年(昭和23年)4月 - 学制改革により、「長崎県立島原商業高等学校」と改称。併設中学校卒業生が高校1年生、商業学校卒業生(希望者)が高校2年生となる。 ◇新制 長崎県立島原高等学校(共学) ・1948年(昭和23年)11月 - 長崎県立島原高等学校、島原女子高等学校、島原商業高等学校が統合され、男女共学の「長崎県立島原高等学校」となる。併設中学校も統合。 ・普通科、商業科、家庭科を設置し、県下最大の総合高等学校となった。 ・高等学校41学級・生徒数1982名、併設中学校12学級・生徒数709名。教職員87名。 ・校舎は2校舎制をとり、従来の島原高等学校(旧制島原中学校)の校舎を第一校舎、高等女学校(現在の島原商業高等学校)の校舎を第二校舎とし、生徒は休み時間ごとに2つの校舎を行き来していた。 ・1949年(昭和24年) ・3月31日 - 併設中学校を廃止。 ・5月25日 - 昭和天皇が行幸(昭和天皇の戦後巡幸)。 ・6月7日 - 本校に定時制課程を設置。(入学生51名)またこの年、以下の定時制分校5校を設置。 ・6月 - 有家分校(ありえ)を設置。 ・7月 - 神代分校(こうじろ)、西有家分校(にしありえ)を設置。 ・8月 - 堂崎分校(どうざき)、多比良分校(たいら)を設置。 ・1955年(昭和30年)4月 - 有家、西有家、堂崎分校が分離独立し、長崎県立島原南高等学校となる。 ・1956年(昭和31年) ・4月 - 商業科、家庭科が分離独立し、長崎県立島原商業高等学校となる。 ・11月 - 多比良分校が国見分校に改称。 ・1964年(昭和39年)4月 - 国見、神代分校が統合し、全日制の分校となる。 ・1967年(昭和42年)4月 - 全日制分校が分離独立し、長崎県立国見高等学校となる。 ・1974年(昭和49年)3月 - 八角堂を解体。 ・1987年(昭和62年)7月 - 体操場(武道館)を解体。 ・1991年(平成3年) ・6月 ・大火砕流発生による道路・線路一部区間不通で、南目地区の生徒が登校不能となり、休校や数か所に分かれての集合・自学、夏季休業の1か月繰り上げといった臨時的措置がとられた。 ・1学期の終業式を北目は長崎県立国見高等学校体育館にて、南目は長崎県立島原南高等学校の体育館で行った。 ・7月22日 - 校舎に全生徒が登校し、授業再開。南目の生徒は船での登下校となった。 ・10月12日 - 路線バス、不通だった区間の運行を再開。 ・12月27日 - 島原鉄道、不通だった区間の運行を再開。これによりほぼ大火砕流前の学校に戻る。 ・2001年(平成13年) - 100周年記念館(同窓会館)「秋岳館」が完成。 ・2003年(平成15年)4月 - 理数科を設置。 ・2010年(平成22年)-創立110周年を機に体育祭と文化祭を合わせて「青楓(せいふう)祭」とする。マスコットキャラクター(ふうちゃん)が完成。 ・2011年(平成23年)-創立110周年記念石碑を「秋岳館」前に設置。 ・2022年(令和4年)4月1日 - 普通科(5学級)、理数科(1学級)を普通科(4学級)、文理探究科(2学級)に改編(予定)。 |
学校行事 |
◇全日制課程
・進路 ・同窓生講師による「島高青楓塾」 ・早朝読書 ・出張講座進路講演会コース説明会 ・高大連携講座 ・東大金曜講座 ・雲仙合宿(1年) ・南風楼合宿(3年) ・難関校対策チーフ連絡会部活動支援学習会 ・地域連携ボランティア活動 ・雲仙百年の森記念植樹 ・芸術鑑賞会 ・小高連携ボランティア活動(1・2年) ・森岳城清掃活動 ・異世代交流ふれあい体験(1・2年) ・部活動生による地域清掃ボランティア ・福祉ボランティア(1年) ・運動・文化 ・青楓祭(体育祭・文化祭)(9月) ・まゆやまロード健脚大会 マラソン大会 (毎年交代) ・芸術鑑賞会定期演奏会(管弦楽・合唱) ◇定時制課程 ・1学期 - 新入生歓迎バスハイク、全国定通大会県予選 ・2学期 - 中地区体育大会、薪能ボランティア参加、ケーキ作り ・3学期 - 餅つき大会(兼・新規成人祝賀式)、予餞会、キャンドル卒業式 |
部活動 |
◇全日制課程
: ◇運動部 : ◇文化部 : ◇生徒会直属 : ・応援部 : ・図書部 : ・放送部 ◇定時制課程 : ・バドミントン部 |
関連組織 |
◇PTA活動
PTA総会、学年PTA、学級懇談会、部活動保護者会、三者面談、PTA研修(大学・高校等訪問)
◇同窓会 「島高同窓会」と称する。長崎市(長崎普賢会)、福岡県(福岡普賢会)、関西、関東、有明町に支部を置く。 |
著名な出身者 |
◇あ
・岩本正和 - 東京工業大学名誉教授、元北海道大学触媒化学研究センター長、元触媒学会会長、紫綬褒章 ・植木雅俊 - 仏教思想研究家、第62回毎日出版文化賞(2008年)、第11回パピルス賞(2013年) ・太田一也 - 火山学者、九州大学名誉教授 ◇か ・加藤寛治 - 衆議院議員、農林水産副大臣 ・鐘ヶ江管一 - 元島原市長 ・河野秋武 - 俳優 ・草野仁 - フリーアナウンサー(元NHKアナウンサー)※長崎県立長崎西高等学校へ転校 ◇さ ・佐藤青南 - 作家 ・佐藤倫子 - 名古屋テレビアナウンサー ◇た ・田口長治郎 - 参議院議員、衆議院議員、参議院内閣委員長 ◇な ・中村利次 - 参議院議員 ・中村法道 - 元長崎県知事 ◇は ・平田敬一郎 - 大蔵事務次官、日本開発銀行総裁 ・福田信昭 - 俳優、声優 ・古川隆三郎 - 島原市長、元島原市議会議員 ◇ま ・松尾造酒蔵 - 牧師、横須賀学院理事長 ・松本正夫 - 郵政・総務官僚 ・水田かかし - 漫談師 ・宮崎輝 - 旭化成工業社長 ・宮﨑香蓮 - 女優 ・宮崎康平 - 古代史研究家、島原鉄道常務取締役 ・村田重治 - 海軍大佐 ◇や ・芳川赳 - 美術評論家 ◇わ ・渡辺舞 - 長崎放送リポーター→NHK熊本放送局契約キャスター |
アクセス |
◇最寄りの鉄道駅
:島原鉄道島原鉄道線:島原駅徒歩約10分
◇最寄りのバス停 :島鉄バス 「島原駅前」バス停下車後徒歩約10分、「文化会館前」バス停徒歩約3分(通学時間帯のみ) ◇最寄りの国道 :国道251号島原街道 |
「長崎県立島原高等学校」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(https://ja.wikipedia.org/)。2024年12月22日0時(日本時間)現在での最新版を取得。